溶射プロセス
用途
現在、各種の溶射プロセスが開発、実用化されています。
各プロセスの特徴と限界を的確に把握し、溶射設計する事が基本であります。
ワイヤー溶射
O2-C2H2を熱源として、圧縮空気で溶射する。

(ワイヤー溶射 基本構造)

(皮膜断面組織)
自溶合金溶射
O2-C2H2で溶射したあと、加熱溶着する。

(自溶合金溶射 基本構造)

(皮膜断面組織)
プラズマ溶射
プラズマジェット(高温、高速)を熱源として、高融点材料を溶射する。

(プラズマ溶射 基本構造)

(皮膜断面組織)
高速フレーム溶射
O2-C3H6(又はH2)のガス燃焼フレームを熱源として、高速(約1380m/秒)のガスジェットで、主に高硬度材料を溶射する。

(高速フレーム溶射 基本構造)

(皮膜断面組織)
アーク溶射
直流電力を供給した2本の線材を接触させて、溶融させた金属を圧縮空気で微細化して基材へ吹き付ける。

(アーク溶射 基本構造)

(皮膜断面組織)