プラズマ溶射・自溶合金溶射・ワイヤー溶射・高速フレーム溶射・インコネル肉盛溶接なら北九州・名古屋・大分・姫路の富士岐工産

表面改質事業

常に将来を見据えつつ溶射技術は今日の産業を支えています


溶射は、セラミックス・金属など多様な皮膜を高速で形成するプロセスであり、航空機から一般家庭電化製品に至るまで広い分野で応用されています。弊社の溶射は、50数年にわたる技術蓄積をもつプラズマ溶射・自溶合金溶射・ワイヤー溶射・アーク溶射・高速フレーム溶射です。
また、溶接と溶射の複合技術としてインコネル肉盛溶接等、周辺技術の拡充に意欲的に取組んでいます。



メンテナンス技術として廃却部分が蘇る


酸素と可燃性ガスとの燃焼炎を用いてワイヤー状の金属系溶射材料を加熱し、溶融またはそれに近い状態にして素材に吹き付けて皮膜を形成する溶射です。

肉盛溶射は、機械部品の摩耗した部分や寸法不足の部分の機能を損なわないように修復するのに適しています。また防食溶射には、素材金属に錆が発生するのを防止する、耐防錆溶射としての亜鉛・アルミニウム合金溶射があります。


シャフトへの肉盛溶射

シャフトへの肉盛溶射

煙突への防食溶射

煙突への防食溶射


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優れた寿命を示すボイラーチューブ


ニッケル基、コバルト基の合金に、ホウ素・ケイ素を添加した自溶合金を溶射材料に用いて行う溶射です。
自溶合金は、溶射溶融によってピンホールのない溶着金属が得られます。この合金は、耐摩耗性、耐食性、耐熱性に優れており、ボイラーチューブ・各種ローラ等に適しています。


ボイラーチューブ

ボイラーチューブ

ボイラーチューブ溶射

ボイラーチューブ溶射

テーブルローラ

テーブルローラ


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多様な機能を与えるセラミックス


プラズマ溶射ガンで生ずるプラズマジェットを用いて、粉末状の溶射材料を加熱、加速し、溶融またはそれに近い状態にして素地に吹き付けて皮膜を形成する溶射です。
熱源であるプラズマジェットは、5000~16000℃と高温かつ高速のガス気流であり、金属系から高融点のセラミックス系まで広範囲な溶射材料が使用でき、印刷機部品、炉内ローラ、ポンプスリーブ等の耐食、耐摩耗性に適しています。


印刷機シリンダー

印刷機シリンダー


高度な品質プラズマ皮膜


ボイラ水冷壁

ボイラ水冷壁

ポンプスリーブ

ポンプスリーブ

炉内ロール

炉内ロール


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溶射技術は表面改質技術として各種産業界から高く評価されています


大量の酸素、可燃性ガスとの燃焼炎と圧縮空気による高速フレームを熱源として、合金や炭化物サーメットなどの粉末状溶射材料に高い運動エネルギーを与え、緻密で気孔が少ない付着力の大きな皮膜を作る事ができます。


ロボットによる溶射作業

ロボットによる溶射作業

高速フレーム

高速フレーム

ロボットによる溶射作業の自動化

ロボットによる溶射作業の自動化


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膜厚の形成が比較的容易にでき、密着圧力にも優れる


2本の線材の先端で直流アークを発生させ、溶融した金属を空気ジェットで吹き飛ばし成膜させます。
膜厚の形成が比較的容易にでき、密着圧力にも優れ、橋梁や半導体関連装置にも適用されます。



独自の自動肉盛装置により、低コストと高品質を両立


インコネルは、ニッケルを主成分とした高い耐食性と耐摩耗性を持つ非鉄金属です。この技術は、主にOG設備や工業用ボイラで多くの実績を上げています。
弊社では、独自の自動肉盛溶接を開発し、低コストと高品質を両立することに成功いたしました。
また弊社の持つプラントエンジニアリング技術と融合させることにより、製作・肉盛溶射・据付まで一貫した施工体制でお客様のニーズにお応えいたします。


パネル肉盛状況

パネル肉盛状況


肉盛+曲げ加工品

肉盛+曲げ加工品


円周連続肉盛

円周連続肉盛