富士岐工産の職場
FJK（富士岐自主管理活動）
仕事をしていると、こうしたほうがいい、と思うことがある。そんな問題を自分たちで解決して、もっと楽に、安全に仕事ができるようにしよう、というのがFJKだ。同じ職場の人４～５人がグループを作り、ベテランも新人も対等な立場で知恵を出し合い解決策を見つけるわけだ。そしてその成果をみんなの前で発表する機会があり、金一封が送られる。
ヘルメットの線に注目
工場の中では必ずかぶるヘルメット。このヘルメットを見ただけで、誰がエラいか、誰が若手か遠くからでもすぐわかる。秘密はヘルメットの線。太い線が職長や作業長。現場の責任者だ。細い線２本が組長。細い線１本が班長。そして何もないのが若手。線１本増やすのに普通は１０年かかる。けっこう重い線なのだ。
安全靴
まず足回りを固めるのはいい走り？じゃなかった、安全に仕事をするための第一歩。安全靴がかっこよく決まるようになれば、一人前まであと少し。
皮手
鉄は硬い。熱い事もある。で、皮手は怪我や油汚れを防ぐ仕事のときの必需品。真っ黒な皮手は、働くものの誇りでもある。
